沖縄戦での集団自決に関して「政治の介入」を避けるなどという議論がででいる。
古事記日本書紀の昔から最近では戦時の国定教科書に到るまで、歴史の記述には政治が関与しているのは事実である。
慰安婦問題、南京事件、集団自決これらには別の政治の介入により削除したいという動きはなかったのか?
次は旧軍部の何を隠そうと考えているのかな。
中世の歴史書を見よ。神皇正統記、愚管抄では何人かの愚かな天皇のことを批判しながらも、全体として天皇制の必要性を論じている。
日本人の犯した失敗を明らかに次の世代に役に立つように記述する工夫をすべきではないか。失敗に学ぶことは重要なことである。
尚、追加して無荒老の経験を述べると、誤った教科書記述は教育全体に関する不信を呼び起こすものである。つまり戦時の皇国史観が一日で崩壊した経験である。このことは文部科学省が留意すべきものと思う。
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