IEIAレポート−政府の評価はよいのである
2011-06-01


IEIAが福島原発事故調査報告案を示した。この中には日本政府の行動を是認する内容が含まれている様だ。早い時期ではこの内容が報道されていたがどういう訳か政府の行動是認の部分はマスコミの報道から消えてしまっている。

この現象の詮索はしない事としよう。何か裏がある様ではあるが。

この事実は野党が提出しようとする不信任案の内容に影響すべきものである。「原発事故の対応が悪い」という事は国際的な評価と矛盾するのである。

震災復興に関しても同じである。遅れているというニュースより予定以上に早くできたというニュースの方が圧倒的に多いのである。日銀総裁の発言もこれを裏付けるのである。

菅内閣が上出来でないとは思うが、今回伝えられる不信任案の内容はそれ以上に不出来なのではないか。

不信任案の趣旨はもう一度練り直すべきではないか。不信任の主眼とずるものは他にあるのではないか。震災と原発事故関係では不信任とする方がおかしなデータである。

現状で伝えられる不信任決議の内容は最低である。もっとレベルの高い不信任案は出せないのか。さもなくば不信任案賛成者は無知をさらけ出しかねないのだ。

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