尊厳死法制化−反対する人の誤解を解きたい
2012-08-04


尊厳死を認める法律が超党派の議員で提案されそうになってきた。尊厳死協会員である無荒老には朗報である。

ところでこの法律に反対する方がおられる。その多くは障害者などに死を強制しないかと言うことである。

これは尊厳死協会の活動を見る限り的はずれであるのだ。

尊厳死を望む人々は、回復不可能な状態で、残された若干の期間に意味のない延命治療を施されることを拒否するものである。これは生前の意思によるものであり、他から強制されるべきものではないのである。

反対論を唱える障害者団体の方にお願いする。どうすればあなた方の恐れる事態が起こらないか是非対案を示して欲しいのである。無条件の反対は議論を前向きにしないのである。

自分が必要としないと思う「延命措置」を拒否する自由は尊重すべきではないか。

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