医療費の伸び−発想を転換して抑えるべし
2012-08-25


厚労省の発表では医療費が3.1パーセント伸び37.8兆円となった。

これは伸びすぎではないか。こんなに伸びると他の消費を抑制する可能性が出てくる。GDPの伸び以下に伸びを抑える工夫が必要である。

医療費の伸びの要因として高齢者の増加と医療の高度かが上げられている。このうち高齢者の増加は人口構成上避けられない。せいぜい高齢者が長く健康となるような対策をとるべきである。

医療の高度化は発想の転換で防がねばならない。つまり、金のかかる医療を開発していく研究方針を変えねばなるまい。

無荒老は提案する。各大学医学部の研究テーマの半数は医療費を低減するための研究に当てるのである。また、医療費低減のための研究に優先して研究費を助成するのである。更に医療費低減のための臨床実験を優先して認めるのである。

海外の動向もあるだろうが、日本の医学研究はこのような医療費低減が特徴と言うことでゆけばよいのだ。

医者の手取りの問題もあろう。しかし、これは医療費低減技術にはそれなりの技術料を認めればよいことではないか。

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