三菱電機は何時度導入した裁量労働制を今年3月に撤廃した。この間に過労労災が出ているという。
明らかに裁量労働制導入の失敗を認めたのだ。おそらく裁量労働制の活かし方を知らなかったのだろう。
裁量労働制を活かすには労働者に業務改善の権限を与える必要がある。
労働者が自分で業務改善をして自己の労働時間を短縮できるようにシステム作りをすべきなのだ。
企業は裁量労働者の勤務時間は把握しておかねばならぬ。労働時間が短くならないときは何か問題があるのだ。
そして自己の改善で労働時間が短くなればいっそうやる気が出てくるものだ。
裁量労働者とも成れば企業にとって貴重な人材といえる。自己の工夫で時短が出来るようにして士気を高く維持するように企業は努力すべきなのだ。
残業代をケチろうというような考えで裁量労働制を取り入れると失敗する確率が高いと思う。
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